失われた時を求めて('26.10.4更新)
マルセル・プルースト著「失われた時を求めて」を読んでいる。20世紀最高傑作といわれ、且つ世界で最も長い小説の一つとされている「失われた時を求めて」を・・だ。 何で、そんな事を思いついたのかというと、 名前は昔から知っていたが読む気はさらさら無かった。それを読むようになった切っ掛けは、ホックニーの本を読んでいて彼が「失われた時を求めて」を愛読書?にしていることを知ったから・・。ゲイジュツカ(^^)なら読むべき本だと思って読む気になった。 ちくま文庫版で全10巻ある。1年で読めるか2年で読めるか?生きてる内に完読できるか・・まぁ、読む気が続くかどうかが問われる。疑問符がだいぶ付く読書計画なので無駄をしないように図書館で借りることにしている。 先ずは第1篇「スワン家のほうへ」を読みながら、適宜感想を書いていきたい。感想文は上に上に順に載せるので下のほうが古くなる。 この小説に"筋”というものがあるのか?・・・あるといえばある、無いといえば無い、感じだね。 私小説風に書いた日記を読んでいるような気になる。私は「フィンセント・ファン・ゴッホ書簡全集」を愛読書?にしている。何度も読み返しているが、「失われた時を求めて」と共通点が感じられる。まだ二篇の前半しか読んでないけどね。('26.10.4) かなり努力して読んでいる。読むぞーっと意志に働きかけてでないと進まない。ホックニーが愛読書にしていた理由がわかったよ。随所に芸術論が出てくる。絵に関しても音楽に関しても・・いろいろな芸術分野に広く 関心が示されている。"シロウト考え”かもしれないが文学論に関しては執拗に書いているように思う。この本は小説の形式を纏った芸術概論じゃないかな。('26.9.28) 第二篇「花咲く乙女たちのかげに」を読み始めているが、もう止めようと思うこと度々である。でも、思い直して再び文字面を辿ることになる。私が若い頃に読んだ三島由紀夫の「仮面の告白」(内容はほとんど忘れているけど・・)を思い出すのだ。もしかして三島由紀夫は「失われた時を求めて」が念頭にあったのかもね。 さっそくネット検索すると「仮面の告白」の冒頭部「永いあいだ」で始まる言葉が「失われた時を求めて」の冒頭部と同じだそうだ。また、三島の文体がフランス語の文体と似てい...