道路工事現場の岩がむき出しになっている所を描いている。岩と草木・無生物と生物の対照的な存在を絵にしてみるつもり。題して「県道脇のエヴェレスト」(仮題) 題名は少しふざけているけど絵は真面目に、強烈に真面目に描くつもりです。 と、言うのも難しい絵になるから。岸田劉生の「切り通し」の絵が似たものと言えるかな? 別にあの絵が哲学的かどうかは分からないけど普通の風景画ではない。何に関心を示しているか不明だ。 ※ 最新状況写真が上になっています。写真の下にコメントを入れています。 岩の表面色に手を入れた。実際の色に近づけた。コンクリートみたいに真っ白ではないからね。でも、なにかお化粧したように均一になっているからまだまだこれから描き込まないといかん。 崖岩と草木の彩色に入ったが、手始めに草木から描いていった。これはモワッとした感じで岩の硬質な感じと対象的で、画面にリズム感が生まれるような気がする。 木の枝とか草の幹にも注意を払って描き込んでいる。これは細部で目立たないようでいて実は大きくポイントを稼いでいる部分だ。 次に岩である。これは思っていたよりずっと難しかった。実際の色は褐色掛かっていたりするのだが、石の感じをより強く出すために無彩色にしてみた。コンクリートになってはいけないしどうにも難しい。 彩色する。背景から描き始める。最遠景は空。 何故空から描き始めたのかというと、一番簡単そうだったから。 この絵は前・中・遠景という風景画の基本的な構成が成り立たない。 これは果たして風景画か?対象物は崖岩と草木。前・近景の絵だね。 下描きがほぼ完了した。下描きには墨汁を使っている。 墨汁は炭+膠だから油彩画の下描きにも使える。 そして、なにより乾燥が早い。匂いも無い。これは良い。