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駅(随時更新)

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 街に行く時に利用する私鉄電車(伊予鉄道)の近くの駅をモデルにして描いてみようと思う。現地での写生ではなく写真を見ながら描いている。 電車の駅は直線や曲線で表す構造物が多くて面白い。 これから描く絵は鉄骨や線路や家並みなど人工物ばかりで構成する。自然物は遠景の山と空そして線路脇の雑草だけだ。 構図の勉強になるかもね。  下描きは鉛筆と墨で描いている。だいたい下描きは完了した。これから彩色に移る。

哲学的な絵(随時更新)

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  道路工事現場の岩がむき出しになっている所を描いている。岩と草木・無生物と生物の対照的な存在を絵にしてみるつもり。題して「県道脇のエヴェレスト」(仮題) 題名は少しふざけているけど絵は真面目に、強烈に真面目に描くつもりです。 と、言うのも難しい絵になるから。岸田劉生の「切り通し」の絵が似たものと言えるかな? 別にあの絵が哲学的かどうかは分からないけど普通の風景画ではない。何に関心を示しているか不明だ。  ※ 最新状況写真が上になっています。写真の下にコメントを入れています。   岩の表面色に手を入れた。実際の色に近づけた。コンクリートみたいに真っ白ではないからね。でも、なにかお化粧したように均一になっているからまだまだこれから描き込まないといかん。  崖岩と草木の彩色に入ったが、手始めに草木から描いていった。これはモワッとした感じで岩の硬質な感じと対象的で、画面にリズム感が生まれるような気がする。 木の枝とか草の幹にも注意を払って描き込んでいる。これは細部で目立たないようでいて実は大きくポイントを稼いでいる部分だ。  次に岩である。これは思っていたよりずっと難しかった。実際の色は褐色掛かっていたりするのだが、石の感じをより強く出すために無彩色にしてみた。コンクリートになってはいけないしどうにも難しい。       彩色する。背景から描き始める。最遠景は空。 何故空から描き始めたのかというと、一番簡単そうだったから。 この絵は前・中・遠景という風景画の基本的な構成が成り立たない。 これは果たして風景画か?対象物は崖岩と草木。前・近景の絵だね。   下描きがほぼ完了した。下描きには墨汁を使っている。 墨汁は炭+膠だから油彩画の下描きにも使える。 そして、なにより乾燥が早い。匂いも無い。これは良い。      

面河渓谷の絵(随時更新)

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 今、描いている絵は夏の渓谷です。写真を見ながら描いているので細かな部分は省略しながらです。 子供の頃から何度も行っている場所なので雰囲気は体が知っているのだけど、絵に表すとなると写生する力不足が如実に出てきます。 しかも写真を見て描くなんて・・・邪道だ!  とは思わないけど写生力が無いのに写真だけで描くのはやはり・・・邪道だ! それは、それで置いておいて絵をこれから説明します。この投稿は、絵が完成するまで更新していきます。最新の絵が一番上にきます。写真の下に説明文を入れるようにします。 前景の彩色をした。石畳風の道の表面はコンクリート舗装なので光を反射して明るい。一見すると黒っぽい感じは、うっかり黒を多く混ぜすぎると沈んでしまって前に出てこない。気をつけよう。  画面中央部から右にかけての後方に入る所は、中景から遠景に移行するのでかなり難しい描き方になると思う。これを失敗するとダメ絵になるな。 今日は1月10日、少し遅れたが「描き初め」ということで今年も傑作?を描いてみようと思う。彩色したのは、岩の部分と遠景の木々の葉に少し手を入れてみた。 いつものことだが描き始めは調子悪くて気分が悪い。 「こんな調子ではロクな絵にならんぞ。クソ!」・・・・ だが、しばらくすると 「ちょっと調子が出てきたぞ。これってイケるかも。・・ウン・・なかなか良いゾ。ヒヒヒ・・」 となるもので、時間をかけることで自画自賛の境地になれる。これって 実力の無さを示しているんだろうけどね。まあ、気分が悪いより良いに越したことはない。 材質はシナ合版で大きさは、30号S型(91cm☓91cm)下地は膠塗り+白地塗絵具  下描きを墨汁で描いてみた。油絵に墨汁を使ったことは今までに無いけど、考えてみれば素描炭も炭素だし墨汁も炭素だから別に構わないと思っている。油絵具との相性も悪くないと思う。墨絵で下描きするなんて乙ではないか。 これから油絵具がどう反応するか楽しみだ。 

我がルーツ

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 定年を迎えて私は故郷を離れた。山間部の町で生まれて成人直前までそこで暮らした。大学生活は福岡で過ごし、社会人となって教員生活の初っ端が今治市で街暮らしが続いた。故郷を離れて7年目に転勤で故郷に帰ってきた。勤務校は幾つか変わったが山の町を出ることなく過ぎた。  教師生活30年目にして3年間の島暮らしを経験することになる。海辺の生活は新鮮であった。台風が来て避難するという経験もした。3年間はあっという間に過ぎた。   それから定年までの数年を再び山の町で過ごした。そして退職、普通ならそのまま故郷である山の町に居続けるだろう。だけど戸籍謄本の所在地・本籍地の近くに転居した。それが海辺の町である。  本籍地には菩提寺があり週に1回くらい墓参りに出かける。つまり私の故郷は山の町で、我が家のルーツは海辺の町ということで定年後の転居は興味本位ではない確固とした理由がある。   もう少し我が家のルーツを辿ってみることにする。藩政時代?(あまり知らないのだけど)は海運に関係する仕事をしていたらしい。「御船手」という言葉を祖母から聞いたことがある。海に関係することといえば祖父が海軍士官だった。私の母は養女で父は婿入りしてきたということで私自身、家系的には血のつながりは無いのである。 さて、個人的なことばかりいろいろ書いてきた。私が住んでいる近辺の海のスケッチを紹介する。ちなみにこの場所は、「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今はこぎ出でな」額田王の歌で知られる松山市三津浜である。  

中島スケッチ

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 私は公立学校教員として山の町を生活根拠地にして暮らしていた。 ところが教師生活30年目にして勤務先が島の学校になったときは驚いた。 そして興味が湧いた。山育ちの私が海辺のしかも島の暮らしをするなど想像もしなかった。 場所は瀬戸内海に浮かぶ忽那諸島の一つ愛媛県温泉郡中島町(現在は松山市中島)だ。 島の人は、慣れない島暮らしをしている私を「何もないところだから退屈だろう」と気遣ってくれた。 しかし私にとって山が海になっただけで自然豊富な環境は変わらないので全然退屈しなかった。 魚釣りを勧められたが元々釣りは興味持ってなかったのでやらなかった。家の前で海釣りが出来るなんて、釣りを趣味に持っている人にとっては垂涎の環境だったろう。 海を眺めているだけで良かった。

針金人形パントマイム

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 針金人形を使ってパントマイムを表現してみた。 退職してから一年半程、中学校で美術講師をしたことがある。免許こそ中学・高校の美術教諭免許を取得しているが、38年間の現職時代で中学校美術教師であったのは初任者の3年間だけ。後は小学校に配置されて定年まできた。 つまり未経験に近い状態で美術を教えたようなものだった。前任者の指導内容を引き継ぎ何とかやっている状況だった。 そんな中で自分の考案した創作物?が針金人形だ。人形一体だけではつまらないがこの人形を数十体、できれば百体超える数に集合させると面白いと思った。 そこで地域の教育美術展に出せる作品を作らなければならない時期に生徒たちに一人数体作らせた。それを集合させて針金人形の「バベルの塔」を制作した。その写真は無い。 今、集合体を作る気はないが、いろいろな格好をさせてみたら面白いと思いやってみたのが以下に載せたもの。何の仕草かコメント入れてもいいけど、じっと見てるといろいろ思い付き一つに限らないほうが良いかと思いコメント載せるの止めた。  (コメント例)「アチャー」「よーく考えろ!」「次はうまくやるゾ」「ホンジャマカ、ホイ」等々          

美しき山渓風景(愛媛)

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 故郷愛媛にも自然豊かな景勝地が沢山ある。渓谷美で一等は面河(おもご)渓。政良の日本画「関門秋霖」(セキ株式会社所蔵)の舞台だ。関門は名称で渓谷で一番荘厳な雰囲気の所だ。実写は絵と向く方向が逆であるが関門の凄さがわかる。 ところで近年の異常気象で大雨の被害が至る所で出ている。ここ面河渓も大雨による洪水の被害があった。この関門も流木や崖崩れの被害で遊歩道が通行禁止になっているようだ。最近行ってないので復旧しているのか分からない。 「関門秋霖」  野村政良 日本画   面河渓の関門周辺の様子   面河渓ときたら石鎚山を紹介しないといけない。 西日本最高峰(1982m)霊峰として知る人ぞ知る山だ。この麓に面河渓谷がある。 霊峰石鎚は石鎚神社が鎮座し夏には「お山開き」が開催される。信者は勿論のこと一般登山客も沢山登る賑やかな夏山シーズンとなる。また、秋の紅葉の季節には見事な姿になり写真を撮りにこれまた沢山の人が訪れる。冬は雪景色が壮観でこれまた・・さすがに厳冬期には冬山登山の経験者以外はちょっと無理で映像などで鑑賞するに留まる。春も新緑やツツジが綺麗でこれまた沢山の登山者がいる。という具合で要するに年中人気のある山となっている。 ただし、転落事故も少なくなく十分気をつけて登らないといけない。甘く見てはならない山でもある。  政良作品「石鎚天狗岩」 融作品「春の山」   石鎚スカイラインから石鎚山頂を望む   石鎚山ときたら瓶ヶ森を紹介しよう。石鎚山系縦走コースで必ず登る山だ。夏はキャンプ場が賑わう所である。 白骨林が景色に荘重な雰囲気を醸している。政良作品「石鎚朝瞰図」(久万高原町養護老人ホーム所蔵)は瓶ヶ森から石鎚山頂を眺めている。 政良作品「石鎚朝瞰図」   ページの最後に融と政良の傑作を紹介しておく。これは久万高原町の景勝地で古岩屋という所である。融の作品は油彩画で政良の作品は膠絵(日本画)である。 礫岩の巨石群で春夏秋冬それぞれに見どころのある景観を誇る。                「夏の古岩屋」 融作品 「古岩屋」 政良作品 (セキ株式会社所蔵)