油絵描き初めの頃
初めて描いた油絵、大学1年の夏休みの課題で静物画と風景画を提出する事となった。大学に入ったが、デモシカ(この意味分かる人は昭和人)学生の私は、今まで油絵具を見たことがなく雑誌「アトリエ」を参考にして水彩画のように描いた。
実家の隣が病院だったので勝手口から眺めた病院風景である。母が絵を見てこう言った。
「窓に青白い顔の人でも入れたら病院らしくなるのに」私は答えなかったけど。
デモシカ学生で思い出す可笑しな話。将来設計も定まらないフラリとした状態で、一応大学でも行ってそれから考えるか、くらいの気持ちで芸術学部の美術科を受験した。(芸術学部美術科志望がそもそも変わっているけど)当然美術科入学試験にはデッサン実技がある。
付け焼き刃そのものの受験対応であった。前年はゲタ像が課題だったということで、私は無知だった。去年が下駄(ゲタ)なら今年は靴かも。運動靴や長靴をせっせと鉛筆で描いていた。木炭デッサンではなくね。
試験の課題が何だったか覚えていないが・・。試験の監督人が私のデッサンを見ながら「合否の結果は、デッサンだけじゃないからね。」と慰めのような言葉を発した。よく入学できたものだ。(^^)
紹介する下の絵は、大学2年のときに下宿部屋から見た景色だ。現在googleマップでこの付近を覗いてみると、家は新しくなっているが道路など昔のままで懐かしい。
N医院風景 1969年
香住ケ丘風景 1970年


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