私は、香月泰男が好き

 第二次大戦後シベリア抑留された経験を持つ画家で「シベリアシリーズ」が有名だ。抽象画ではないが精神的なモノを抽象的な表現を使って表している。色使いも独特で派手な色調は全く無い。土や石を思わせる色合いだ。油絵具以外にもいろいろと画材として使ってみたようだ。

中央ではなく地方で制作した姿勢が良い。地元の小川に架かる橋を引き合いに出して「私はこの橋を中心にして、500m以内で描きたい画題を十分見つけることができる」と言ったとか。写生するのに適した好景色を探すのではなく、自分のテーマに添った場所や物は見つけようとする姿勢があればどこにでも在ると言いたいのだろう。この姿勢は坂本繁二郎とも同じだ。


 



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