私は、油絵具が好き(随時更新)
油絵具って臭くってベタついて使い方が面倒で嫌いっていう人がいる。私自身、手に絵具が付くのは嫌だ。石鹸でゴシゴシ洗い落とす。匂いも確かに良いとはお世辞にも言えない。ただし溶き油のリンシード等の芳しい匂いは良いと思わないでもない。ペトロールはいかん、これは石油だからね。頭が痛くなる。
水彩絵具は水で溶くので匂いは感じられないし手に付いても水で洗えば落ちる。手軽で良い。墨も同様だネ。
日本画の絵具の場合は水で溶く絵具と言えるけども水彩画とは違うし、膠で顔料を付けることになるのが普通だから面倒だ。膠を湯で溶かすときは痛烈な匂いがする。ちなみに日本画と呼ぶのは日本だけで、本来の名称は膠で溶き描くので膠絵が正式だろう。
現代はアクリル絵具があって一番使われている画材かもしれない。私が学生時代にアクリル絵具が一般的に売り出されたのではないかと思う。絵具メーカーの販売促進活動の一環かと思うが、実技講義中にアクリル絵具の紹介があった。その人がある芸術系の大学に売り込みに行った時「うちは油絵を教えているのでねえと断られたけど、絵を教えているのじゃないですか。」ということを話していた。同感!
水に溶けて乾けば油絵具以上に堅牢だといわれるが艶がない。混合物で油絵具のような艶を出す方法があるらしいけどネ。乾燥が早くて絵筆を常に水に漬けておかないといけないなどと言う。これでは私の性分に合わない。
これらの中で一番私が好きなのは油絵具である。一度も使った経験が無いのはアクリル絵具だ。アクリル絵具の悪口は言わないでおこう。油絵具は乾きが遅いのでゆったりと描ける。遅いのは悪くないが遅すぎるのは困る時もある。1週間経っても乾かないとイライラするときもある。でも厚塗りもでき薄く描くこともでき修正もでき・・と良いことずくめの絵具である。

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