私は、神田日勝が好き
細かい描写がされている。新聞紙が部屋の内壁一面に張り巡らされて、その真ん中に一人ぽつんと座っている絵がある。座っている男の前には人形やリンゴや目覚まし時計や生ゴミや・・・不思議な存在感の絵だ。
絵はベニヤ合板に油絵具で、驚いたことに筆ではなく絵鏝で描いているのだ。 こんな細かい絵なのに・・である。時間が随分かかっていると思う。新聞紙の記事まで読めるんだ。
モノクロームで描かれたドラム缶の絵も迫力がある。
作品の中には絵具を厚塗りしてフォーブ派?的な絵もあるがあまり感心しない。これらの絵は半世紀前に描かれているが今でも色褪せない独特のモノがある。
絶筆とされる馬の半身像はこれで完成しているような錯覚に落ちる。この絵で分かるように画家は部分からきっちり完成させていく画法を取っていたらしい。




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